問題行動

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  • 犬の行動・心理学

問題行動が見られたら、まず生活環境を見直す

犬に何か問題になる行動が見られたとき、環境を見直すことで、犬の行動が改善することは良くあります。問題の原因となるものを探して、環境を変えることで、問題が起きなく、あるいは起きにくくしていきます。家の中で犬がよく吠えるようになった例では、透けている窓の外を通行する人の影が気になって、吠えるよ

  • 犬の行動・心理学

犬の気持ちを尊重する

踏切が苦手、他の犬が苦手、掃除機が苦手など、犬には色々な苦手があると思います。苦手なものがあると何とかしたいと思ってしまいます。トレーニングによって恐怖反応は下がると思いますが、嫌なものは嫌です。またこうした苦手なものをトレーニングする場合、刺激を少なくしても、苦手なものを見たり聞いたりし

  • 犬の行動・心理学

苦手なものに慣れされる

例えば踏切の前で、ワンワン吠えたり、すくんでしまって動けなくなったり、大きな音や振動など怖さから苦手になることはよくあります。拮抗条件付けと系統的脱感作こうした苦手なものを克服するために、犬のトレーニングの手法でよく使われるのが、拮抗条件付けと系統的脱感作です。拮抗条件付けは、例え

  • 犬の行動・心理学

犬の問題改善のための手順

犬研のカウンセリングで犬の問題を扱うときには順番があります。問題があるから、いきなりトレーニングをしましょう、ということは通常ありません。1.犬の身体的健康、栄養状態まずは犬の身体が健康であるかどうかです。犬が背中を痛めたことによって、吠えることが増えた場合、背中の痛みがおさまらな

  • 子犬 / パピー

仔犬の社会化期から考える犬の購入先

仔犬の社会化期は、個体差があるので期間の特定は難しいですが、およそ生後3週齢から12週あるいは14週齢頃までというのが一般的です。また、動物の愛護及び管理に関する法律により、生後8週(56日)を経過しない犬や猫を、販売のための引き渡しや展示は禁止されています。つまり、自分の家で出産をしない

  • 犬の行動・心理学

問題行動を減らす方法(分化強化)

問題行動を減らす方法の1つに分化強化という方法があります。望まない行動を減らして、望ましい行動を増やすというものです。例えば普段の生活で吠えが多く、吠えが望まない行動だとします。望ましい行動は、吠えが少なく穏やかにすごすことだとします。吠えているときには、犬に何の関心も示さない、何

  • 犬の行動・心理学

人と犬との信頼関係が大切

例えば人間の場合、病院の待合室で子供が1人で待っているのはとても不安です。でもお母さんや家族の人が一緒だと安心できることは、よく理解できると思います。大人であっても、重大な病気になってしまったときや、事業がうまく行かないときなど、先の見えない不安を抱えたときに、夫や妻、親友が側にいてくれることは心