犬の気持ちを尊重する

踏切が苦手、他の犬が苦手、掃除機が苦手など、犬には色々な苦手があると思います。苦手なものがあると何とかしたいと思ってしまいます。

トレーニングによって恐怖反応は下がると思いますが、嫌なものは嫌です。またこうした苦手なものをトレーニングする場合、刺激を少なくしても、苦手なものを見たり聞いたりしながら慣れさせていくことになるので、手順をまちがえると、より一層怖くなってしまう危険もあります。

子犬の社会化期は違うと思いますが、踏切が苦手なら、踏切を通らないように散歩したり、他の犬が苦手なら、他の犬に会わないようにしたり、掃除機が苦手なら、近くで掃除機をかけない、他の部屋に移動してもらう、散歩に出ているときに掃除するなど、犬の気持ちを尊重してみることも大切なことだと思います。

なんでもかんでもトレーニングではなく、犬の気持ちに寄り添って考えてみるといいと思います。

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