犬の行動・心理の研究記事

記事数 51
  • 犬の行動・心理学

犬が人をトレーニングする?

犬が吠えるとうるさいし、周囲にも迷惑をかけてしまうと感じてしまう。吠えはすぐに止めたいと思うでしょう。犬の食餌の時間が近くなったときに、ワンワン吠えたとします。そのとき人は、うるさいので食餌を与えれば静かになるだろうと思い食餌を与えます。食べることと吠えることは同時にできないため、犬は食餌

  • 犬の行動・心理学

犬に積極的に組み込まれた警護の役割

約3万年前〜1万年前の石器時代の初め頃に、人間は定住を始めたと言われています。定住化が 行われたことで農耕が始まりました。こうした中で人間は、犬を自分たちのグループの中に入れて、畑の作物や家畜を外敵から守るなどの警護の役割を与えました。その鋭い嗅覚と聴覚で、近づく敵の存在をいち早くキャッチ

  • 犬の行動・心理学

犬の狩猟の歴史

旧石器時代の後期に、人間はそれまで重い石斧で直接打撃を与えて獲物を仕留めていましたが、後に石の矢じりを使った弓矢が広く使われ始めました。獲物との距離を取ることで安全性が高くなり、仕留める確率が高くなりました。こうした飛び道具が好都合であることが分かると、獲物を追ったり、追い詰めたり、捕らえたりする

  • 雑記帳

ハーネスが抜ける方向

ネットで見かけたニュースで、散歩中の秋田犬が動かなくなって、男の子が進行方向に引っ張っている映像が、マイケル・ジャクソンみたいで面白いと話題になって拡散されているようです。でもそれ、ハーネスが抜ける方向で危ないなと思ってしまいました。まねしをて抜けて犬が逃げ出しかねないです。また秋田犬とは

  • 雑記帳

散歩中は他の犬にも気を配ろう

散歩中は他の犬にも気を配ろう住宅の多いところで散歩をしていると、他の犬との距離が近いですよね。他の犬が好きな場合であれば、距離の近さは気にならないと思いますが、他の犬が苦手な場合は、犬に近づかれることは嫌です。例えば、そんな他の犬が苦手な犬が、散歩中に交差点で信号待ちをしているとき

  • 犬の行動・心理学

犬の問題改善のための手順

犬研のカウンセリングで犬の問題を扱うときには順番があります。問題があるから、いきなりトレーニングをしましょう、ということは通常ありません。1.犬の身体的健康、栄養状態まずは犬の身体が健康であるかどうかです。犬が背中を痛めたことによって、吠えることが増えた場合、背中の痛みがおさまらな

  • 犬の行動・心理学

正しく人と犬が挨拶する方法

犬には人間とは違うマナーがあります。目を合わせること、正面に向き合うこと、覆いかぶさること、頭をなでることは、犬には失礼な挨拶になります。ではどんな方法なら心良い挨拶になるのか、以下で詳しく見ていきましょう。犬の目をじっと見ない目をじっと見るという行動は敵意を表します。目が合ってしまっ

  • 犬の行動・心理学

犬は他の犬から学習する

この動画は、生後8週の仔犬が、生後6ヶ月の犬に、家の階段の降り方を教わっているところです。怖くて降りれない仔犬に、6ヶ月の犬が何度もお手本を示しています。飼い主さんは「Come on」と言葉を掛けていますが、特に手を差しのべたりしていません。犬に任せています。人が教えなくても、犬は他の犬を観察して

  • 犬の行動・心理学

犬のテリトリー・縄張り意識

人間が感じるテリトリー(縄張り)知らない人が家のまわりをウロウロしていたり、ジロジロ家を見ていたり、家の中を覗き込まれたら嫌ですよね。また、何かの列に並んでいるときに、となりの人が近かったり、後ろの人が迫ってきたりするのも嫌ですよね。家ははっきりと分かる自分の領域、テリトリーですが、知らな